今見ているサイトがどこにhttpリクエストを送っているか知る
ウェブサイトは、色んなところにhttpリクエストを送っています。それが意図的なものもあれば、そうでないものもあります。そして驚くくらい、後者は多いです。
ChromeやFirefoxを使っている場合は、DevToolsやDeveloper Toolsを使うと、今見ているページがどこにどんなhttpリクエストを送っているのか分かります。web appのfrontendを開発している時はとても便利です。
しかし、普段ウェブサイトを見ている時には、わざわざDevToolsを開いてどこにhttpリクエストを送っているか見ることはないでしょう。ただ、見たい気持ちはあると思います。特に、読み込みに時間がかかるページを見ている時には、どこにhttpリクエストを送っているのか見たくなります。
それを簡単に見れるようにするために、whereto
というChrome Extensionを作りました。whereto
を使うと、今見ているページがhttpリクエストを送ったドメインのリストが見れます。
https://rakuten.co.jp/
でwhereto
を使った場合の例
https://facebook.com/
でwhereto
を使った場合の例
wheretoをインストールする
whereto
は、Chrome Web Storeからインストールすることが出来ます。
wheretoで出来ること
whereto
は、現時点 (2020年9月6日) において、以下の機能を持っています。
whereto
のアイコンをクリックすることで、今見ているページがどのドメインに何回リクエストを送ったか、リストの形式で見ることが出来る- タブごとにリストを管理しているため、複数のタブを開いている場合でも各々のタブで見ているページに関するリストを表示できる
wheretoが必要な改善点
私は、whereto
は以下の機能が必要だと思っています。
- より良い見た目 (優先度が一番高い)
- 同じタブの中でファイルをダウンロードした場合、それによってリストが消えてしまうのを修正する
whereto
は、GitHubで開発されています。もし興味がある方はいつでも開発に参加してください。